team郡山
一柳秋紀
いちやなぎ あきのり
SME-Production所属。あなたのそばのうたうたい。2015年10月、TBC MUSIC FESTIVAL 2015(※TBC=Tokyo Boys Collection)にスペシャルゲストとしてマイナビBLITZ赤坂に出演(Yahoo!ニュース掲載)。4度のマイナビBLITZ赤坂イベント出演を経て、2016年6月エイベックス・ミュージック・パブリッシング出版の元、シングル「Line」でデビュー。2018年7月、ミュージックレーベルGRÂCEよりリリースの「GRÂCE Compilation 2018」に参加。2020年4月1日、自身初のフルアルバム「奏詞想逢」をリリース。現在、神奈川FMやまとにて毎週23:00~24:00放送中の「Night Jack Cafe」、第2週目コーナー「一柳に風 on Radio」のパーソナリティを務める。アーティストへの楽曲提供や別名義での編曲等、様々な音楽活動を行っている。
Artist Message
今回の事態を受け、決して他人事ではないと考えていました。様々なアーティストのいろんな思いの中から、MANAMIちゃん、だいちゃんの想いに賛同し参加を決意しました。こんな事態ではありますが、僕もアルバムをリリースして、何かできることがないかと思い、レコ発の日にライブハウスへ寄付をさせていただきました。いちアーティストとしての力は微力かもしれませんが、名前も決まっていない未発表の新曲を収録させて頂きます。ライブハウスという僕らの家と、たくさんの人たちに、1日でも早く、平穏な日々が訪れるよう祈りながら、誰かを守れるよう、できることをひとつでも多くやっていきます。
no title
聞かぬふり 見て見ぬふり 手も目も耳もあるのに
触れてほしいけれど 爪を出しては 孤独の威嚇
涙を目印にして 立ち止まった指先
足跡を消すように 優しくなぞる 確かな温度
心の軌道を 感情が周る 息をするように
寂しさを拾い集めた 終わりがどこか分からない
煌めいたいくつもの灯り 失くしたいくつもの類
ひとりの夜に気が付いた 目を瞑った後の後悔を
涙の奥の方までも 鼓動を探し続けて
ありふれた言葉 何よりも 綺麗だと 信じている
痛みを過去に出来ずに 歩みを止めた呼吸に
触れてほしいけれど 気持ちの底 弱音の本音
心の渦動を 感情が走る 波が立つように
昨日まで知らなかった 記憶の景色を生きていく
側にあるいくつもの類 触れ方が分からなかった
幾度夜は重なって 色を染めて繋いでいく
弱くて脆い 消えそうな 隠した想いの矛先
分け合えるくらい沢山に 痛みがもっとあればいいのに
涙が生まれ変わって また同じ涙になれたら
それを目印にして 何度でも指先で
優しくなぞる 何よりも 綺麗だと 綺麗だと
煌めいたいくつもの灯り 失くしたいくつもの類
ひとりの夜に気が付いた 目を瞑った後の後悔を
涙の奥の方までも 鼓動を探し続けて
ありふれた言葉 何よりも 綺麗だと 信じている